オヤマボクチ
 おやまぼくち(雄山火口) キク科    分類:草
学名:Synurus pungens

2003/10/13   花びら:7枚以上   色: 山梨県塩山市裂石林道
秋になって変色したオヤマボクチの。花も穂も同じような濃い黒紫なので、どこからが花なのか判らない。大きさは7〜8cmもあり、上から見るとまるで人の頭がぶら下がっているようで、あまり気持ちのいいものではない。

  
2002/08/29   花びら:7枚以上   色: 谷川岳天神平
なんとも変わった名前である。ホクチ(火口)とは火打ち石から出る火花を移しとる綿毛のことで、この葉の裏にある綿毛がこれに使われるから。この写真はまだつぼみの状態で、秋に入るとあざみのような花を付ける。

  
こちらは霧ヶ峰にて
2003/09/21   花びら:7枚以上   色: 山梨県御坂峠
これはまだ若いつぼみのオヤマボクチ。ゴボウに良く似た大きな葉を見ると、アザミの仲間には見えないが、フジアザミに良く似た花から、同属であることがわかる。