ツルドクダミ
 つるどくだみ(蔓毒痛) タデ科    分類:草  つる性  学名:Polygonum multiflorum
別名・別読み: カシュウ(何首烏)

2004年10月29日   花びら:5枚   色:小石川植物園 にて
葉が ドクダミ 
ドクダミ
に似たツル性の植物。中国原産で薬用として江戸時代に渡来。別名のカシュウは漢方の生薬名。現在では野生化したものが各地で見られる。ドクダミと名が付くが、ドクダミ科ではなくタデ科で、種類は別。むろん臭いもない

ツルドクダミ


ツルドクダミ


2016年11月08日   花びら:5枚   色:東京都夢の島熱帯植物園 にて
ツルドクダミの実。コウモリがぶら下がっているような面白い形をした殻の中に種が入っている。中国名のカシュウは、この根を煎じて飲んだ親子三代が長生きをしたという『何首烏伝』にちなむ。髪は烏漆で染めたように真っ黒で、何は姓、首は頭、烏は黒を意味している

ツルドクダミ


ツルドクダミ


2005年10月15日   花びら:5枚   色:小石川植物園 にて
元の木がわからなくなるくらい縦横無尽に撒きついたつるに、このようにびっしりと花をつける

ツルドクダミ


ツルドクダミ