ヒメシャラ
 ひめしゃら(姫沙羅) ツバキ科    分類:木・落葉  学名:Stewartia monadelpha
別名・別読み: ナツツバキ(夏椿))、サラソウジュ(娑羅双樹)

2007年06月17日   花びら:5枚   色:筑波実験植物園 にて
別名がナツツバキ(夏椿)のシャラノキ(沙羅の木)より花が小さいことから付いた名前で、 ウメ 
ウメ
の花ほどの大きさ。伊豆半島より以西の山地に自生するが、園芸用として栽培されている。

ヒメシャラ


ヒメシャラ


2018年10月23日   花びら:5枚   色:長野県蓼科御泉水自然園 にて
厚い葉は常緑樹に見えるが、秋には紅葉し、葉を落す。 木肌 
木肌
がサルスベリのようにつるつるしていることから、皮つきの床柱に用いられる。仲間には ヒコサンヒメシャラ 
ヒコサンヒメシャラ
がある

ヒメシャラ


ヒメシャラ


2007年07月08日   花びら:5枚   色:小石川植物園 にて
ヒメシャラの実。ツバキの実より小さく、ドングリのように先が尖り、2枚の羽根のようなガク片がある

ヒメシャラ


ヒメシャラ


2004年06月12日   花びら:5枚   色:小石川植物園 にて
ヒメシャラを仏教の聖樹の娑羅双樹とするものも多いが、娑羅双樹はインドの高地などに生えるフタバガキ科の サラノキ 
サラノキ
で種類は別。しかし日本には存在しないことから、平家物語の「沙羅双樹の花の色」の娑羅双樹はこのヒメシャラといわれている。

ヒメシャラ


ヒメシャラ