ドクゼリ
 どくぜり(毒芹) セリ科    分類:草
学名:Cicuta virosa
別名・別読み: オオゼリ

2016/09/01   花びら:5枚   色: 長野県姫川源流親海湿原
葉の形はセリ科特有の細い葉。花は球状に集まり、10個前後が茎の先端に集まるが、セリ の花は球状にならない。別名オオゼリ呼ばれるように、人の背丈ほどにもなる。

  
2004/05/23   花びら:5枚   色: 箱根湿生花園
花からは想像できませんが、名前の通り中枢神経を麻痺させる猛があり、それも猛毒。普通のセリと間違ったら、生命が危険に。花が咲く頃は1mにもなり、区別は簡単ですが、若葉の頃は見分けが難しく、素人判断は危険。

  
2013/03/16   花びら:5枚   色: 東京都某薬科大学2薬用植物園
まだ芽が出てまじかなころはセリ とそっくりなので、間違って食べて中毒を起こすことも多い。なおドクゼリモドキ もよく似るが、こちらには毒はない

  
下は東京都薬用植物園にて
2007/06/23   花びら:5枚   色: 東京都薬用植物園
種になり始めた株。その他セリの名のつくものにはヤマゼリヌマゼリオランダゼリ がある。下はドクゼリの特徴である大きな根茎。